青空保健師とは
青空保健師とはWEB上で繰り広げられる保健師と保健師を学ぶ学生たちの交流サイトです。
平成13年4月から保健師として現場に出た方がサイトを開設し、現在も管理人を務めています。
サイトでは、保健師を目指そうとしている方のための保健師についての案内、
保健師を目指して勉強中の学生さんに向けた国家試験対策ノート、
現場で働く保健師さんのための耳より情報やアドバイスを集めた保健指導ノート、
保健師として就職や転職・再就職を考える場合に役立つ求人情報サイトを一括に集めたコーナー、
保健師や保健師を目指す学生さんたちがコミュニケーションを図れる掲示板、
管理人さんによるブログ等で構成されています。
私が住んでいる新潟大学の学生寮も青空保健師の掲示板でオススメしてもらい見つけました。
そもそも保健師とは何かというところですが、青空保健師のサイトに基づいて見て行きましょう。
まずは、どうしたら保健師になれるのかをチェックします。
看護短大・正看の看護学校を修了し、保健師学校 や短大の地域看護学専攻(1年)に進学するか、
看護大学を卒業する道と、看護短大・看護学校(3年)から大学の3年に編入して卒業することで、
保健師国家試験を受験する資格を得ることができます。
試験合格後
無事に保健師国家試験に合格すると、厚生労働大臣から保健師の資格が与えられるそうです。
青空保健師の保健師を目指す学生さんに向けた国家試験対策ノートでは、
管理人さんが受験した当時の国家試験の概要をまとめたもので、
各科目の出題範囲や、実際の試験を再現した問題と解答・解説を見ることができます。
では、保健師の活躍の場は、どこにあるのでしょうか。
保健師の活躍の場は、地域・学校・病院・企業のほか、
最近では老人ホームや在宅医療など、活躍の場が広がりつつあります。
一般的な保健師のイメージと主な活躍の場となるのは、保健所や市町村の保健センターです。
保健師資格を有することを前提に、地方公共団体の職員(公務員)の試験を通ることで採用され、
地域住民の健康増進・疾病予防、感染症などの予防に関わる公衆衛生、
妊産婦のケアや乳幼児のケアなども担当します。
市町村で行う保健事業には、住民健診・健康相談・
保健指導・機能訓練・予防接種 ・家庭訪問など、幅広い活動が含まれます。
学校保健師はいわゆる保健室の先生として、児童や生徒の看護やケガ等の応急措置、
健康だよりなどを作成して児童や生徒の健康管理に努めたり、
健康診断や予防接種等のサポートを行っていくのです。
病院保健師は病院内の公衆衛生や、生活習慣病の患者さんへの
食事指導や生活習慣の指導などの役割を担います。
企業に勤める保健師は産業保健師と呼ばれ、従業員の安全管理や労災の防止、
メンタルヘルスのケアに努めます。
青空保健師の保健指導ノートでは、様々な現場で活躍する保健師たちが、
住民や生徒、患者や従業員に対して保健指導を行う際に
利用できる内容が詰まった解説を閲覧することが可能です。
成人保険では冷え性・健診正常値・高脂血症や糖尿病・高血圧・肝臓病について、
母子保健では生後3ヶ月から3歳にかけて成長に伴うアドバイスについてが書かれています。
そのほか、骨粗しょう症の予防や便秘解消、睡眠不足で起きる弊害などを
解説した分かりやすいスライドも収録されています。
さらに、分からない事や疑問、抱えている悩みなどは、
掲示板で保健師どうしで話し合うことも可能です。
学生さんも将来の仕事についての疑問や試験に対する不安を
先輩の保健師にアドバイスをもらったり、学生どうしで励まし合うことができます。